禁煙シール利用時は医師の指導を受け副次的障害を回避

禁煙シールと呼ばれる医薬品は、ニコチンを含有したシール或いはパッチであり、これを表皮に張り付けることで、ゆっくりとニコチンを体内に吸収し、血液内のニコチン濃度を下げないようにすることでタバコを吸いたいという気持ちを抑えることができるものです。ニコチンは人間の体内ではあまり有害な物質ではありません。けれども、タバコを吸った場合にはニコチンと同時に、体に有害な様々な物質を吸い込むことになるため、喫煙を続けるよりは、禁煙シールで体内に吸収されるニコチンのもとを代替し、次第にその量を減らしていった方がはるかに健康には良いのです。
ニコチンは直接的に体の器官や組織に与える影響は少ないのですが、一つ大きな影響として血管を収縮させる作用があります。この作用が強すぎたり、長い期間続いたりすると、脳血管障害や心筋梗塞、あるいは高血圧などの副次的に障害を引き起こす恐れがあります。
禁煙シールは、現在では一般の薬局で医師の処方箋なしに購入することが可能です。けれども、ニコチンによる障害の発生を回避するためには、素人判断で使用せずに、医師の指導を受けて使用することが望まれます。素人判断で使用すると、早く禁煙を達成したいがために、必要以上にシールを貼ることもあり得ます。また、使用方法が正しくなければ、血中のニコチン濃度をうまくコントロールできない状態も起こり得ます。血中のニコチン濃度が高すぎれば、上記の様々な障害を引き起こす恐れがありますし、逆にニコチン濃度が低いと、タバコを吸いたいという欲求を抑えることができず、禁煙できない状態に陥ります。
このような事態を避けるためには、医師による診断と指導を受けた上で、禁煙シールを用いることです。

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